国公立大学の中には、小論文の配点比率が非常に高い大学があります。センター試験との合計得点で入学者の選抜が行われますが、小論文の占める割合が50%を超える大学も存在します。センター試験で失敗しても、小論文で逆転の可能性が高い大学、小論文の比率が50%を超える大学を紹介します。
国公立大学入試で小論文の比率が高い大学
センター試験と2次試験の合計点に占める小論文の割合が50%を超える大学の一覧を掲載します。小論文が得意な方は必見です。
- 北海道大学
後期
教育学部(50%)、法学部(50%) - 弘前大学
後期
人文社会科学学部/文化創成・社会経営(50%) - 筑波大学
後期
人文・文化学群/人文学類(50%) - 東京学芸大学
前期
教育学部/教育支援(50%) - 信州大学
前期
理学部/物質循環学(50%) - 金沢大学
後期
人間社会学域/人文学類・国際学類(50%)、地域創造学類(67%) - 大阪市立大学
後期
法学部(63%) - 奈良教育大学
後期
教育学部/学校教育(50%) - 奈良県立大学
中期
地域創造学部(60%) - 和歌山大学
後期
経済学部(67%) - 九州大学
後期
文学部(52%)、経済学部/経済・経営(60%)、経済学部/経済工学(52%) - 鹿児島大学
後期
法文学部/人文・多元地域文化(50%)
後期日程で小論文のみが課されるパターンが多いようです。旧帝大レベルの大学が名を連ねていますので、センター試験でのある程度の得点率がないと苦しいのは現実ですが、少し届かないくらいなら何とか逆転できる可能性が十分にありそうです。
小論文で勝負すると決めたのなら、しっかりと対策を講じる必要があります。入念な対策を行った生徒と、そうでない生徒では小論文の中身が全然違います。どこで減点されるのかなども知っておかないと、最悪、読んですらもらえない可能性もあります。時事問題に対する自分の意見もしっかりと持っておきましょう。
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