小論文必須テーマ「日本語について」を考察した記事です。日本語の乱れや美しい日本語とは、コミュニケーションとして日本語とスタンプなど日本語をテ-マにした題材は多いです。今回は、そのことについて考察してみました。それでは、文学部小論文必須テーマ「日本語について」を考察してみましょう。
美しく正しい日本語についての解答例
私はこの資料から美しい日本語とは思いやり・温かさ・礼儀のある日本語だと考える。理由は三つある。
1つ目はグラフにもあるように言葉には思いやりが大切だ。普段、友達と話している言葉にすべて思いやりが含まれているか考えるとすべてとは言い切れない。何気ない言葉相手を傷つけているかもしれない。
2つ目は、誰かが悲しんでる時や落ち込んでる時にかけられる温かい言葉は、本当に救われる人を救うことができる言葉だ。美しさの何者でもない。
3つ目は、誰に対しても同じ口調で話せない人と関わっていくにあたって、礼儀正しいと言うことが出来なければ、印象が大きく変わる。礼儀のある言葉を使える人は相手に好印象を与える。
どんなに丁寧な言葉使っても、思いやり、温かさ、礼儀がなければ意味がない。言葉とは、元々その言葉が持っている意味だけではなく、口調、表情、スピードで伝わり方が大きく変わる。丁寧な言葉であっても、この点が大切に出来なければ、印象が悪くなり、良い点がない。だから、丁寧な言葉で話すという意識でなく心を込めて話すという意識に転換すれば、美しい言葉を話す人が増えるのではないかと考える。
以上の点から私は、「美しい日本語」とは、思いやり・温かさ・礼儀のある日本語だと考える。
【解説・講評】美しく正しい日本語について
<一部抜粋となります。>
わかりやすい構成で、読みやすい論文です。
もっと高いをレベルのものを目指すとなると
【1】一文が長い。一文が長い傾向があるので、途中で文をきり、接続詞でつながくか、熟語などを利用して他の言い回しを使うなどするといいです。
【2】言葉が平易すぎる。厳しい言い方をするれば、中学生レベルなので、語彙力を増やすともっといい論文が書けます。
たとえば、
「言葉とは、元々…」というところは、「言葉とは、元来…」
「意味だけではなく、口調、表情、スピードで伝わり方」→「意味だけではなく、表情、抑揚や強弱といった、まるで音楽にも似た伝わり方」などなど。
【3】具体例を意識する。(字数の兼ね合いもあるので、理由を減らすなどして)
1つ目の理由では、友達との会話に含まれる思いやりについてもう少し具体的な例を挙げると良いでしょう。また、他の人を傷つける可能性についても具体的な例を示すことで、説得力が増すでしょう。
2つ目の理由では、温かい言葉がどのように人を救うことができるのか、もう少し詳しく説明すると良いでしょう。また、温かさによって生じる具体的な効果についても触れることで、論理がより明確になります。
3つ目の理由では、礼儀が印象に与える影響についてもう少し具体的な例を挙げると、読者がより理解しやすくなるでしょう。また、異なる口調の影響についても具体例を示すことで、論点を補強できます。
最後の段落で述べたアドバイスを支持するために、具体的な実践方法やその効果についてもう少し詳しく説明すると良いでしょう。これらの指針を実践する方法について理解しやすくなります。論文の内容がより強化され、読者に美しい日本語の重要性をより明確に伝えることができるでしょう。
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